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団結力と思いやりで圧倒的な成果を出し続ける

営業のアウトソーシングや「塾予備校ナビ」などのインターネットメディア事業、OtoO事業などを展開し、急成長を続けているエヌリンクス。今春には大阪に進出するなど全国展開をスタートさせたほか、2016年の上場計画も動き出した。なぜ同社は急成長できたのか。「社員たちの並外れた団結力が当社の最大の武器」と語る代表の栗林氏に、起業の原点や経営理念、今後のビジョンなどを聞いた。

※下記はベンチャー通信53号(2013年7月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 

―御社は3年前の設立以来、一貫して増収増益決算を継続。従業員数は130名を超えました。急成長の理由を教えてください。

栗林:当社のサービスや商品に独自の強みはありません。急成長を可能にしたのは、メンバーたちの並外れた団結力のおかげです。人間はひとりではがんばれません。支えてくれる仲間がいる。目標に向かって一緒に歩んでくれる仲間がいる。知らないことを教えてくれ、なんでも話せる仲間がいる。だからがんばれるんです。そう実感したのは、2010年に、わずか3名のメンバーで当社を創業したときから。小さな会社が勝つには、団結力で戦っていくしかありませんでした。団結力の強さは、定着率90%という圧倒的な数字にも表れています。一般的に、職場の人間関係が離職理由の大きな部分を占めるとされますが、当社ではそんな心配は無用。基本的なことですが、当社では役員もメンバーも、本当に雰囲気がいい。私自身、みんなが好きです。

―なぜ、団結力が強いんですか。

栗林:会社の根底に「思いやり」の精神があるからです。企業の継続には、生産性と効率性の追求が不可欠です。しかし、それは同時にある種の「冷たさ」を会社に植えつけます。なぜなら、生産性や効率性の追求とは、社員同士を競わせることにほかならないから。極端な社員間競争が起きれば、会社の仲間は自分の敵となり、情報共有も行われなくなります。その結果、逆にムダが増加し、生産性や効率性を低下させるリスクさえあります。敵同士が団結するはずはなく、離職率も高くなるでしょう。こうした「冷たさ」を排除し、団結力を強くするのが、思いやりの精神なんです。当社では、仕事の割り振りも「思いやり」に基づいて行っています。私自身、経営判断の基準に据えている価値観です。

―思いやりを重視している理由を教えてください。

栗林:原点は、大学時代に立ち上げた学生ベンチャーでの挫折にあります。その会社は成功し、業績を順調に伸ばしていたのですが、ある日突然、終わりを迎えました。一緒に起業した先輩が資産を全部持ち逃げしたんです。会社は潰れ、私は一夜にして一文無しになりました。そんな苦い経験を誰にもさせたくない。なにより辛いことを乗り越えた先にある「愉た のしみ」を誰もが感じられるチームをつくりたかったんです。この想いを共有してもらうため、最近、経営理念も策定しました。

―経営理念の内容を教えてください。

栗林:当社の経営理念は「走り続ける 変わり続ける そして愉しみを創り出す」です。「走り続ける」とは、文字通り、目標に向かって全員で突き進んで行こうという意味。「変わり続ける」とは、変化を恐れず、変化のなかに飛び込むことによって、成功を収めようという考えです。既存のマーケットにおいては、新しいノウハウを創出し、新しいマーケットに対しても既存サービスを組み入れる変化の知恵をもって成長を続けていく、という想いを込めています。そして、目標に向かって走り続け、つねに変化を続け、新しい価値を創造していけば、「愉しみを創り出す」ことができます。ホンモノの「愉しさ」とは、ほんの少し手を伸ばせば手に入る「楽しさ」ではなく、辛いことや困難を乗り越えた後に沸き起こる、静かで深い感情です。「愉しさ」を知れば、どんな状況下にあっても仕事に打ち込めるようになります。

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― 今後のビジョンを聞かせてください。

栗林:これからも21世紀を代表する産業であるインターネットと、カタチが変わろうとも今後も必要とされる営業事業の2つの領域を並行して事業展開し、最高の「営業×Web」カンパニーをつくることが目標です。OtoOの展開も本格的に始動させました。当社は国内屈指のBtoC営業ノウハウと自前のインターネットメディアノウハウをもっている唯一の企業だと自負しています。この「Web×BtoC」の延長線上に、オフライン・オンラインのどちらからでもお客さまにアプローチし、両方のサービスを利用していただくという、当社が目指すOtoOがあります。

目標は見えているので、あとは突き進むだけ。今後の当社の事業拡大にプログラマーの力が必須なので、Perl、Java、PHPの実務経験2年以上の方は、大歓迎です。また、2016年までに株式公開することも目標です。その目的は、社員にもっと幸福になってもらうため。やはり、上場会社に勤めているのと、未上場のベンチャー企業で働いているのとでは、まわりの目が違います。みんなが誇りをもって働くことができ、周囲に自慢できる会社に成長させること。それがメンバーたちに私が提供できるわかりやすい形での「思いやり」です。

※OtoO:Online to Offlineの略。ネット上(オンライン)から、ネット外(オフライン)での行動へと促す施策や、オンラインでの情報接触行動をもってオフラインでの購買行動を促す施策のこと。

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