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100人の社長を育成して売上高1,000億円のグループをつくる

※下記はベンチャー通信58号(2014年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
 

ひとつの出逢いで人は変われる

―現在の業務を教えてください。
 篠崎:グループすべての会社の経理や総務、人事など総合管理を担当しています。スタッフのマネジメントや、グループ会社の管理部門に対し業務改善をアドバイスすることもあります。
―篠崎さんは創業直後からのメンバーのひとりだそうですね。どんなきっかけでジョインしたのですか。
篠崎:代表の板垣の魅力にひかれたんです。私はもともとパソコンも使えず、敬語も苦手で。19歳のときに就職活動をしたのですが、20社ぐらい受けてすべて落とされてしまいました。そんなときに板垣と知りあい、「会社をつくる」というので、「ぜひ働かせてください!」と。この出逢いがあったから、いまの私があります。
 最初はアパートの一室がオフィスで、朝まで働いたときも。キツいことも多かったですね。でも、どんなときもみんなが支えてくれたから、乗り越えることができました。
―板垣さんのどんなところが魅力ですか。
篠崎:ホントにホトケさまのような人なんです。私は仕事でうまくいかないと感情的になってしまうことがありますが、板垣はそれがない。嫌いな人はひとりもいないそうです。私も見習って「マザー・テレサになろう」とがんばっています(笑)。

新会社を立ち上げてトップになってみせる

―入社のきっかけを教えてください。
 永友:通信業界で働きたかったので、その分野の会社に限定して就職先を探していました。インターネットは世の中になくてはならないので、できることの可能性が無限にあるから。
 いくつかあたったなかで、当社は面接で履歴書をほとんど見ず、話すことや態度だけを評価してくれた。そのとき「ここだ!」と思いましたね。
―会社のどんなところが魅力ですか。
永友:年齢や入社時期にかかわらず重要な役職につけてくれるところです。私もそうでした。入社直後は新商材をあつかう営業チームに所属。死ぬほどがんばって30人くらいの営業のなかで5位の成績。すると入社2ヵ月でリーダーに。「高い役職についてしっかり給料を稼ぎたい」とベンチャー企業を選んだので、実現できて嬉しかったですね。
―今後の目標を聞かせてください。
永友:グループ会社を立ち上げ、社長になりたい。社名はもう「Humanアトラクティブ」と決めている(笑)。社員が魅力的な人に成長できて、他人の魅力に気づける会社にしたいという想いをこめています。でも、まだ事業内容を決めていないんですよ(笑)。

月収100万円を捨てて創業メンバーに

―柳橋さんは会社を立ち上げた4名のひとりだと聞いています。どんないきさつだったのですか。
 柳橋: 10代のころから代表の板垣と友人だったんです。彼は昔から頭がよく、先を読むチカラがあり、誰も考えないことを思いつく。「会社を立ち上げるから来ないか」と誘われたとき、彼となら大丈夫だと。私は塗装業をしていて、月収100万円近くを稼いでいたのですが、「おカネよりも大事なことが得られるのでは」と感じて決めました。
―板垣さんとの思い出深いエピソードを教えてください。
柳橋: グループ会社のひとつの社長をまかされたのですが、最初は売上があがらず、社員も育たなかった。でも、板垣は私を責めるでもなく、「責任は取るから、とりあえず思う通りにやってみなよ」と。それで思い切った決断ができるように。売上が一気に20倍近くになりました。
 板垣の影響を受けて、自分の部下に対するスタンスも変わりましたね。それまでは、できない人に対して、「なんでできないの?」とつい思ってしまっていた。いまは板垣がそうしているように「相手に変わってほしいなら、まず自分が変わる」ことを心がけています。

世界に羽ばたく子どもたちを育てたい

―島崎さんが代表を務めるS.N.H.は今年10月からグループに参加したそうですね。業務内容を教えてください。
 島崎: 英語で幼児教育を行う保育園「ミルキーウェイ インターナショナル プリスクール」の園長をしています。別の会社の出資を受けていたのですが、代表の板垣の厚い人柄と「人を大切にする」理念にひかれ、「グループの一員になりたい」と板垣にお願いしたんです。
―参加後、どんな変化がありましたか。
島崎: すべてをまかせてくれるので、やりやすいですね。この業界では備品ひとつ買うのに本部の許可がいるところが多い。以前、別の保育園で園長をしていたとき、「ケガ防止のためにコーナークッションを買いたい」と申請して却下されて。園児が壁にぶつかり、救急車を呼ぶ羽目になってしまった。いまはすべてまかされ、信頼されている喜びがありますね。
―今後の目標はなんでしょう。
島崎: 日本を背負って世界に羽ばたく子どもたちを育てていきたい。いまは千葉県だけですが、今後は都内へ、そして海外にも展開。「ありがとうという感謝の心」「自らやろうとする自主性」「国や文化にとらわれない国際感覚」という私たちの教育理念を世界に広めたいですね。

手をあげれば必ずチャンスを与えてくれる

―坂田さんはグループ会社の代表を務めています。どのような事業を展開しているのですか。
 坂田: 通信インフラサービスの「auひかり」をお客さまに提案しています。私は代表として経営全般に携わると同時に、グループ全体の教育担当として、新しく入ってくる社員に研修を実施しています。
―グループの社風を教えてください。
坂田: 手をあげれば挑戦させてもらえることです。私が教育担当をまかされたのも、「教育は会社に絶対に必要、ぜひ自分にまかせてほしい」と言い続けてきたから。とくに教育分野での経験はないにもかかわらず。ビジョンがしっかりあれば、必ずチャンスを与えてくれる会社です。
―どんな教育を心がけていますか。
坂田:"個"を輝かせる教育です。自分を出せなかったり、主体的に働いている実感がなかったりすると、納得のいく仕事はできないですから。
 それから、なんでも実際にさせてみることです。「社長になりたい」といったメンバーに、「僕の仕事をやってみな」とまかせたことも。「段階を踏むべきでした」と反省してましたね(笑)。体験することで得た気づきを燃料にしてがんばりなさい、と伝えています。
  
プロフィール
■株式会社Human Investment 代表取締役社長
板垣 瑞樹(いたがき みずき)

1984年、茨城県生まれ。2010年に株式会社Human Investmentを設立。通信業界のダイレクトセールスに着目。つてをたどり、その事業を展開する会社の営業に同行させてもらい、営業手法を研究。自らも他社にノウハウを公開するなど、企業の垣根を越えてコラボレーションを推進。出身地の茨城県を中心に地域密着型の事業展開で頭角をあらわし、2020年の株式上場をめざしている。
 
経営者データファイル
■身長:166cm ■体重:64kg ■趣味:旅行 ■おススメ本:『嫌われる勇気』岸見 一郎 、古賀 史健(著) ■今までに訪れた国:4ヵ国 ■座右の銘:一期一会 ■購読雑誌:PRESIDENT、週刊ダイヤモンド ■尊敬する人:孫 正義、祖父
 

会社概要

株式会社Human Investment
設立/2010年3月
資本金/1,000万円
売上高/14億円(2015年2月期見込み:連結)、20億円(2016年2月期予想:連結)
従業員数/90名(2014年9月時点)
事業内容/情報通信サービスを基盤としたテレコム事業およびサービス・ソリューション事業

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